病院長あいさつ
病院長あいさつ

GREETING

病院長 三室 淳(みむろ じゅん)

資格等

・日本内科学会 総合内科専門医
・日本血液学会 血液専門医
・認定産業医

石橋総合病院は2017年3月の新病院への移転に伴い、病院機能を刷新、病床機能をモダーンナイズしリハビリテーション能力向上を果たしました。
 これまでの一般外来に加え、造血器悪性腫瘍、肺癌、乳癌、消化器癌などの悪性腫瘍の化学療法など癌診療に力を入れています。大学病院との連携をとり消化器内視鏡検査を充実させ、早期胃癌の内視鏡手術も行えるようになりました。その一方で、高齢者の方がお困りの膝や腰の診療、高齢難聴者向けの補聴器診療、白内障診療、排尿障害などの泌尿器診療、また学生向けのスポーツ外来なども充実させました。
 末期腎不全の方のために血液透析室を開設し、血液透析が必要となった方を受入れています。通院困難な方は入院して血液透析を受けることも可能です。また肝硬変などの難治性腹水でお困りの方には腹水濾過濃縮再静注法(CART療法)を行うこともできます。
 急性期入院診療では、肺炎、心不全、消化管出血、腸閉塞や骨折などの入院治療や手術が必要な方を随時受け入れています。癌患者むけの入院化学療法も行っています。血液疾患で白血球が少ない方は無菌室での治療も可能です。大学病院との連携により乳腺外科・消化器外科手術、整形外科手術、眼科手術、耳鼻科手術などを行っております。また、常勤医師の赴任により泌尿器疾患の手術も対応できるようになりました。これらにより手術件数は年間約1,300件と飛躍的に増えています。
 急性期病棟はそのままに、回復期リハビリテーション病棟開設、地域包括ケア病棟増床など現代のニーズに合わせ病床機能を改変しました。リハビリ棟を新設し広々としたリハビリテーション空間を確保し、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を増員することでリハビリを強化し在宅復帰を支援します。
 高齢化社会の到来により、相互に支え合う地域社会が必要になっています。石橋総合病院は「地域を支える」をモットーに、近隣の大学病院、一般病院、診療所、さらには介護施設との連携を取りながら日々の診療を通して地域社会・地域医療に貢献してまいります。