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小児科:インフルエンザワクチン


例年、年末年始に流行が開始しますので年内に規定回数の接種が終了することを推奨します。

2016-1017シーズンにおいて、国内のワクチンメーカーではチメロサールフリーのインフルエンザワクチンは製造されないことが決定されました。

2016-2017シーズンは、チメロサールフリーのインフルエンザワクチンは接種できません。(来シーズンは未定です。)
チメロサールに関しては、下記「チメロサールについて」をご覧ください。
チメロサール含有のインフルエンザワクチンは例年通り接種可能です。
2016年8月追記

年齢別量

年齢 接種量 回数
満6ヶ月~1歳未満 0.25ml ×2回
1歳~3歳未満 0.25ml ×2回
3歳~13歳未満 0.5ml ×2回
13歳~ 0.5ml ×1回(希望者は2回可)
2回接種する方の接種間隔は十分な効果を得るためにも1ヶ月間を推奨しています。
1歳未満の接種も可能ですが、効果は十分ではありません。お子さんだけではなくご家族の方も接種し感染防御に努めましょう。

タマゴアレルギーをお持ちの方へ

すでに他の病院でタマゴアレルギーの診断を受けている方は、原則として診断された病院で接種をしてください。
場合によって当院でも対応が可能な場合がありますが、その場合は診療情報提供書をお持ちください。

まだタマゴアレルギーの診断を受けていない方でご心配な方でも、以下の方は接種が可能な場合があります。接種前に事前に医師に相談の上予約ください。
  1. 過去にインフルエンザワクチンの接種歴があり、あきらかなアレルギー反応をみとめなかった方
  2. 加熱卵や卵の加工品を食べても問題ない方
すでにタマゴにてアナフィラキシー(強いアレルギー反応のひとつです)
を起こしたことのある方の接種は当院ではできません。

チメロサールについて

当院ではチメロサール無添加ワクチンを準備できます。(限りがありますのでお早めに)

チメロサールとは有機水銀のうちエチル水銀の一種でありワクチンなどの防腐剤として使用されています。水俣病で問題となったメチル水銀とは異なります。エチル水銀はメチル水銀と違い体内において蓄積しにくいといわれています。エチル水銀の半減期(※)が1週間以下に対し、メチル水銀は1.5ヶ月かかるといわれています。
※半減期:ここでは血中の濃度が半分になるまでの時間を指します
下記linkはWHO(世界保健機関)のチメロサールに関する部分です(英語です)。
http://www.who.int/vaccine_safety/committee/topics/thiomersal/statement_jul2006/en/
エチル水銀の毒性はメチル水銀にくらべて「まれに過敏症を起こすことがある」以外はあまり分かっていなかったのが実情です。一時チメロサールと自閉症の発症についての関連性が示唆されたことがありましたが、現在はその因果関係は否定されています。実際にアメリカではチメロサールを減らしたワクチンに変更後も自閉症の発症率は大きく変化していません。
下記linkはCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のチメロサールに関わるQ&Aの部分です(英語です)。
http://www.cdc.gov/vaccinesafety/concerns/thimerosal/thimerosal_faqs.html
現在インフルエンザワクチンに限らずチメロサールフリーなワクチン、もしくはチメロサールを減らしたワクチンが使えるようになっています。

一方でチメロサールフリーワクチンの中では代替の防腐剤との因果関係が示唆されるアナフィラキシー(強いアレルギー反応のひとつです)の報告もあります。化血研は一時チメロサールフリーのインフルエンザワクチンを使用していましたが、代替防腐剤フェノキシエタノールが原因と思われるアナフィラキシーが報告され、チメロサールを低容量含む製剤に変更されています。(注:フェノキシエタノールがアナフィラキシーの原因と断定されたわけではありません。)

お子さんに使用するワクチンの水銀の含有量が少ないに越したことはありませんが、チメロサール含有の有無のみにとらわれないほうがよいかもしれません。「チメロサールが少しでも入っていれば危険、チメロサールフリーなら安全」 これは必ずしも正しくありません。
もちろんチメロサールフリーワクチンにも安全に接種できるワクチンはありますので、ご安心ください。

※当院小児科採用のチメロサールフリーインフルエンザワクチンは、MSD、フルービックHA となります。