スポーツ・肩膝関節外来 SPORTS
【スポーツ整形外科】
スポーツによって生じる運動器障害を全般に診察しています。
【肩関節・膝関節外来】
肩関節と膝関節、それに関連した運動器全体の問題を治すことに全力で対応します。
肩関節外来 受付時間 | 水曜日 13時30分~18時00分 ※初診の患者さんは17時00分までに受付をお済ませください。 |
膝関節外来 受付時間 | 木曜日 8時30分~12時00分 13時30分~16時00分 ※初診の患者さんは受付終了時刻の30分前までに受付をお済ませください。 |
主な対象疾患と診療内容(肩関節)
腱板断裂
加齢とともに損傷する場合と転倒・転落などの外傷で損傷する場合があります。痛み(引っかかり感)と脱力が主な症状になります。まずは、保存治療(注射やリハビリ治療)で対応します。症状が改善しない方には関節鏡で腱板縫合術を行っています。
反復性肩関節脱臼
若年者の肩関節脱臼は反復性脱臼に移行することが知られており、日常生活や仕事、スポーツに支障が生じます。MRI・CTによる画像検査を行い、患者さんの脱臼状態を把握して、手術治療を行います。
鏡視下手術で対応していますが、重症度に応じて関節切開烏口突起移行術を行います。
凍結肩
いわゆる四十肩・五十肩・肩関節周囲炎です。重篤例は強い肩関節可動制限を生じます。自然回復するのに数か月から数年を要するとされる疾患です。早期回復を望まれる患者さんには外来診療で超音波ガイド下にブロックして、肩の痛みを取って関節受動術を行っています。翌日からどんどんリハビリをすすめます。
スポーツ障害肩
徹底したスポーツリハビリテーションを行います。また、障害の原因になるスポーツ動作の癖や習慣を改善するように促します。スポーツ選手のライフプランに応じた治療を提供します。
主な対象疾患と診療内容(肘関節)
変形性肘関節症、リウマチ肘
病期の進行度によりますが、保存治療から関節鏡手術・人工関節置換術まで対応しています。
スポーツ肘障害
主にオーバーヘッドスポーツの方が多くなります。野球肘障害・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)・変形性肘関節症などがあります。まずは正確な診断をつけることが重要です。時として、手術が必要な場合には最少侵襲を心掛け肘関節鏡を用いて手術を行います。
その後に、適切なスポーツリハビリテーションを行います。とくに投球肘障害に関しては、選手の年齢や活動レベルに応じて選手にとってベストなリハビリテーションプログラムを決定します。
検査内容
レントゲン検査やMRI・エコー検査をもとに、精密検査を行っています。
必要に応じて自治医大病院放射線科学教室の協力によって、自治医大での特殊検査を受けて頂き、当院で診断をつけることも可能です。手術しなくても治せる病気は徹底的にスポーツリハビリテーションで治療します。
手術
- 肩関節鏡視下手術全般
- 肘関節鏡視下手術全般
- 人工肩関節・肘関節置換術
その他
スポーツをする青少年を障害から守るために、メディカルチェック・スポーツ検診を行っています。
リハビリテーション科のメンバーと協力して野球肘検診を行っています。ご相談があればいつでもご連絡ください。