冠動脈CT CTA
冠動脈CTとは
冠動脈CT は、狭心症や心筋梗塞を診断するための検査として、近年広く用いられるようになってきている検査法です。これまで心臓の筋肉に血液を送る冠動脈の状態を調べるのは、入院を伴う「心臓カテーテル検査」をしなければわかりませんでした。しかし、冠動脈CT 検査によって外来で安全に冠動脈の評価ができるようになりました。
実際の検査は点滴で造影剤を注射し、心電図を取りながら行います。非侵襲的な検査のため外来で行うことができることもメリットです。検査は狭心症のほか、心筋梗塞などの心疾患の診断やバイパス術後の患者さんの経過観察に用いられます。
検査の流れ
当日11:00 循環器内科医による診察 検査3 時間前より禁食(飲水は可能)
検査2時間前 内服薬をお飲みいただきます
検査15分前 中央処置室で血管確保・点滴
検査直前 直前に心電図モニターを装着
冠動脈CT検査 所要時間は15分ほどです
検査後 処置室にて点滴抜去
※検査後、結果が出るまで1週間ほどお時間をいただいております。