「くすり」を安全かつ有効に使用するためには適正に使用されなければなりません。私たち病院薬剤師は患者さんにとって最も安全で効果的な薬物療法が行えるよう、チーム医療の一員として毎日業務に取り組んでいます。
業務内容
2016年11月より電子カルテの導入、2017年3月1日より新病院に移り、システム等が一新されました。
業務内容は1)外来調剤 2)入院調剤 3)注射薬調剤 4)薬剤管理指導 5)医薬品情報管理 6)化学療法における混注・管理 7)院内製剤等業務と多岐にわたっています。そのために錠剤1包化のための全自動錠剤分包機はもちろんですが、注射薬の払い出しにはアンプルピッカーにより病棟カートに個人セット払い出しができるようになり、また抗がん剤のミキシングにはより安全に作業ができる陰圧アイソレータが導入されています。
医薬分業により院外処方せん発行率は90%で、入院患者さん中心の日常業務になっています。
1. 外来調剤
- 院内調剤
- 患者さんへの情報提供
2. 入院調剤
- 持参薬管理
- 薬歴管理
- 一包化調剤
3. 注射薬調剤
- 個人セット
- 薬歴管理
4. 薬剤管理指導業務
- 医薬品の適正使用
- 副作用防止
- 薬物相互作用防止
5. 医薬品情報管理業務
- イエローレター、ブルーレター等の情報管理
- 新たな副作用、相互作用等の情報管理
- 院内の副作用情報管理
6.化学療法の混注・管理業務
- 抗がん剤のミキシング
- 化学療法のレジメン管理
- 薬品管理
- 患者説明
薬剤部業務実績(平成28年度)
1. 外来調剤
院内処方せん | 1日平均:21枚 |
院外処方せん | 1日平均:182枚 |
注射処方せん | 1日平均:36枚 |
2. 入院調剤
入院処方せん | 1日平均:73枚 |
注射処方せん | 1日平均:206枚 |