放射線科
放射線科

Radiology

放射線科

当科では、診療放射線技師9名、助手1名で単純撮影をはじめ、マンモグラフィ(女性技師が撮影)、CT、MRI、X線TV装置、回診用X線装置、外科用イメージ装置などの機器を使用し、画像診断を行っています。
新病院移転に合わせて、3T(テスラ)MRI、トモシンセシス搭載マンモグラフィ撮影装置、多目的検査が可能なX線TV装置などを導入し、患者さんの負担を軽減しつつ高画質な画像が提供できるようになりました。
CT、MRIは自治医大放射線部と連携し、3名の医師で読影を行っています。
専門性の高い医師が画像診断を行うことにより、質の高い診断情報の提供が可能となっています。
また、近隣施設からの検査依頼においても、迅速かつ的確な診断情報の提供に努めています。最小限の放射線で最大の情報が得られるよう、最新の医療機器の導入や技師の知識及び技術の向上が医療現場での私たちの使命と考えています。

設置機器一覧

用途 装置メーカー 装置名 設置数
一般撮影装置 島津製作所 RAD speed Pro 2台
一般撮影用フラットパネルディテクタ 富士フィルムメディカル CALNEO Smart 9枚
マンモグラフィ装置(トモシンセシス搭載) SIEMENS MAMMOMAT Inspiration 1台
X線TV装置(長尺・断層・骨密度機能搭載) 島津製作所 SONIALVISION G4 2台
CT装置(64列) CANON Aquilion CX 64 1台
MRI装置(3T) SIEMENS MAGNETOM Spectra 1台
回診用X線装置(一体型) 島津製作所 Mobile DaRt Evolution 2台
回診用X線装置 島津製作所 Mobile Art Evolution 1台
外科用イメージ装置(手術用) CANON SXT-9000A 1台
外科用イメージ装置(手術用) SIEMENS SIREMOBIL COMPACT L 1台
外科用イメージ装置(手術用) Ortho Scan, Inc. オーソスキャンFD 1台
画像処理用ワークステーション ZIO ziostation2 PLUS 1式
PACS PSP EVInsite net 1式
RIS PSP ARIStation 1式
統合検査情報システム PSP PSA 1式

一般撮影装置

一般撮影は、最新のフラットパネル撮像装置を用いて撮影を行っています。
従来の物と比較して、高品質の画像を低被ばく線量で提供することができるため、患者さんにより安心・安全に検査を受けていただけます。

一般撮影用フラットパネルディテクタ

当院にて導入した富士フイルム社製フラットパネルディテクタ[CALNEO Smart]は、従来に比べ画像作成時間が速いため検査時間を大幅に削減することができるだけでなく、被ばく量も1/2以下に軽減することができます。
また、画像認識技術により骨や軟部組織、人工関節などを識別し最適な濃度コントラストに自動調整する最新の画像処理技術を搭載しており、より精度の高い診断が可能となります。
さらに同社製[HydroAg]による抗菌コートで衛生面にも配慮した最新型のシステムです。

マンモグラフィ装置(トモシンセシス搭載)

乳房専用のX線(レントゲン)撮影装置です。乳房を圧迫板で薄くのばすことで、手で触れてもわからない早期の病変を発見することができます。また、X線被ばくも少なくなります。 
当院では最新のトモシンセシス搭載のマンモグラフィ装置を導入し、より精度の高い検査を行えるようになりました。
専門の医師、技師またスタッフで乳がん検診を実施しています。
また、マンモグラフィ検査は女性技師が撮影を行っています。

※トモシンセシスとは……
トモシンセシス検査は、乳房の断層画像が得られる検査です。
従来のマンモグラフィと同様に乳房を圧迫して撮影を行います。
マンモグラフィは、病変と周囲の組織が重なってしまう欠点がありましたが、トモシンセシス検査では、短時間で被ばく量を極端に増やすことなく、重なりが少ない画像を得ることができ、精度の高い検査が可能となります。

マンモグラフィ検診施設画像認定を取得

当院放射線科は2019年12月にマンモグラフィ検診施設画像認定を取得しました。これは「特定非営利活動法人日本乳がん検診精度管理中央機構」に当院が使用している撮影装置やその管理状況、そして撮影したマンモグラフィの写真を提出し、厳しい審査を受け、質の高い撮影が保証された施設にのみ与えられる認定です。
今後も検診精度の向上と良質なマンモグラフィ検査が提供できるように、スタッフ一同、より一層努力してまいります。

X線TV装置(長尺、断層、骨密度機能搭載)

X線TV装置は、最新のFPD(フラットパネルディテクタ)を搭載しているため、従来の装置と比較して高品質の画像を低被ばく線量で提供できます。
消化管の造影検査や骨折の整復など、多くの検査に対応できます。
また、通常の装置では撮影が難しい全脊椎撮影や下肢全長撮影といった広範囲の撮影や任意の断面のみを撮影する断層撮影など、特殊な撮影を短時間で患者さんの負担を少なく行うことができます。

CT装置(64列)

CT装置は、瞬時に細かく128断面(スライス)が撮影できる、世界最高水準のマルチスライス技術を搭載した装置です。そのため、撮影時間は大幅に短縮し、かつ精密な検査ができます。頭部・胸部・腹部など全身を任意の断層像(輪切り)で作成できます。
また、立体像(3D)を作成することが可能です。低被ばく・低侵襲を実現し安全面にも配慮した、患者さんにやさしい検査となっています。

MRI装置(3T)

MRIはCT装置などと異なり、放射線を使用しないため人体への被ばくがありません。
患者さんは寝台に寝ていただくだけで、任意の断面の画像を得ることができます。また、造影剤を使用することなく血管を描出することも可能です。
従来の装置と比較して、頭部の微細な血管病変や関節の微細な損傷をはじめ、各撮影部位をより高画質の画像で提供できるようになりました。
当院のMRI装置は最先端の画像診断装置として活躍しています。

回診用X線装置

回診用X線装置は病室からの移動が困難な患者さんや手術室での撮影に使用します。
当院の撮影装置は最新のフラットパネル撮像装置を搭載しているため、高品質の画像を低被ばく線量で提供することができます。

外科用イメージ装置

手術時に骨折部などのリアルタイム画像を観察するために使用する装置です。
通常の外科用イメージ装置と比べてより高精細の画像を提供することができ、より精度の高い手術が可能となります。