

手の外傷 Trauma
ヒトは手を用いて作業をするため、手指のケガの頻度は高く、また、下野市は工業団地もある地域柄であるため、当院手外科に訪れる患者さんの症状の中でも「腱鞘炎」「手根管症候群」に次いで「外傷」での受診が多くなっています。
病院受診をした方が良い例
- 縫合や止血が必要な傷
- 異物が刺さった傷
- 強い打撲等で裂けた傷
- 動物に嚙まれたり引っかかれた傷が深い場合
手のケガ 応急処置
正しい処置
- 患部を水で洗う
- 傷口には触れずに、周りの水分のみ拭き取る
- 出血がある場合は清潔なガーゼで押さえ、患部だけの血を止める
- 絆創膏や包帯で固定
誤った処置
- ×出血した時に、患部をティッシュで押さえる
→のちに血が固まってティッシュを取る去るのが大変 - ×止血の際に輪ゴムできつく縛る
→血流が止まってしまい最悪壊死する可能性も