手の外傷
手の外傷

Trauma

ヒトは手を用いて作業をするため、手指のケガの頻度は高く、また、下野市は工業団地もある地域柄であるため、当院手外科に訪れる患者さんの症状の中でも「腱鞘炎」「手根管症候群」に次いで「外傷」での受診が多くなっています。

病院受診をした方が良い例

  • 縫合や止血が必要な傷
  • 異物が刺さった傷
  • 強い打撲等で裂けた傷
  • 動物に嚙まれたり引っかかれた傷が深い場合

手のケガ 応急処置

正しい処置
  1. 患部を水で洗う
  2. 傷口には触れずに、周りの水分のみ拭き取る
  3. 出血がある場合は清潔なガーゼで押さえ、患部だけの血を止める
  4. 絆創膏や包帯で固定
誤った処置
  • ×出血した時に、患部をティッシュで押さえる
    →のちに血が固まってティッシュを取る去るのが大変
  • ×止血の際に輪ゴムできつく縛る
    →血流が止まってしまい最悪壊死する可能性も
この病気の診察をおこなっている診療科